アストリッド・コッペ

Baran Lightbox I

バラン、LEDパネル、木製フレーム
60×120×8cm
2015

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アストリッド・コッペ(1974年、ドイツ、ケーテン生まれ)はドローイングを制作の核におく、ベルリン在住のアーティストです。発表は欧米のみならず、マレーシアや韓国、台湾、日本などの広域に及び、パブリック・コレクションはベルリン美術館、アントン・ウルリッヒ公爵美術館(ブラウンシュヴァイク)、ハンブルグ美術館などがあります。

彼女が繊細で洗練されたタッチで描くのは、植物や動物、鉱物や菌類などの多種多様な視覚情報がとりいれられた謎めいたオブジェクトたちです。それらは、見る者からさまざまな連想を引き出しつつも、結局は解釈に着地点を与えず、奇妙な宙吊りの状態にとどめおく性質をもちます。

この度、ART OSAKA2024では、このドローイングのアプローチを3次元に拡張したインスタレーション「PARAMNESIA」(記憶錯誤)を発表します。

そこでは見慣れたはずの日用品が、思いもよらぬ増殖と集合を繰り返しながら、まったく新しい様相を呈して奇妙な光景を繰り広げます。タイトルの「パラムネジア/PARAMNESIA」とは、現実と非現実が混ざりあう記憶障害をさす言葉ですが、まさにそれは、コッペによってもたらされる、私たちの安定的な認識や記憶への揺さぶりかけを象徴するものです。

心地よい眩惑と、くすぐったいような可笑しみを特徴とするアストリッド・コッペの世界が、音や光をとりこんだイマーシブな空間として立ちあがります。

Artist Profile

アストリッド・コッペ

1974年 ドイツのケーテン(アンハルト)生まれ
1999年 ブラウンシュヴァイク美術大学ファイン・アート専攻 最高学位マイスターシューラー号を取得

主な個展
2023「Pretty Shiny Stuff」Arte Giani / フランクフルト、ドイツ
2021「Chaosmos 6 – Into A Silent Spring”」佐倉市立美術館 / 千葉
2020「konfabulasi」ギャラリー石榴 / 東京、長野

主な所蔵
Kupferstichkabinett (版画とドローイング美術館)/ ベルリン、ドイツ
Hamburger Kunsthalle / ハンブルグ、ドイツ
Berlinische Galerie Museum of Modern Art / ベルリン、ドイツ