新野洋

生命の房(2021.6.2,Kyoto.Japan)

合成樹脂、アクリル、ピアノ線
25×25×25cm
2021

参考価格: On Request

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植物の造形や色彩は、誰かが美意識を持って創り上げたかのような見事な姿をしています。私は生物がどのように自らの体をかたち作るのか、自然の摂理を知りたいという好奇心から日々の自然観察を基に作品を制作しています。

作品は自然物を採取することから始まり、型取り、樹脂成形して標本化、その後これらを複製、再構築することで基の生物とは異なる「いきもの」へと姿を変えていきます。実在しないその「いきもの」の創出は単なる架空の生物の制作ではなく、自然が作る形態の普遍性を探り出し、生命の根源的なかたちを顕在化させるための自然との対話です。

自然の造形が凝縮され、かたちになったその「いきもの」は採取した地域性を色濃く映し出すだけでなく、人の手ではつくりだせない記憶をも内包し、不思議と命あるもののように感じるのです。

Artist Profile

新野洋

1979年 京都府生まれ
2008年 ウィーン美術アカデミーにて修士号を取得

主な個展・グループ展
2022年 WUNDERKAMMER 野山の化(ばけ)学(YOD Gallery/大阪)
2022年 自然を創る(ヤマザキマザック美術館/愛知)
2017年 わたしとしぜんと(瑞雲庵/京都)
2016年 APMoA Project, ARCH vol.19 新野 洋 日月の江(愛知県美術館/愛知)
2014年 夏休み!いきもの図鑑(群馬県立館林美術館/群馬)