赤井正人

うつせのほ

木、アクリル絵具、土、鉱滓、木工用ボンド、焼き入れ
275×300×300cm(約)
2019-2022

参考価格: 200〜500万円未満

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紀伊山地大峯山周辺には文化、生活、信仰が連綿と現代に引き継がれており、それを包含し、現代において山岳信仰とは何を意味するのか?を問いたい。古来より人は、山自体を御神体と拝み、山の中、つまり御神体の中に入り込み修行することで神秘的な力を得、自他の救済を目指そうとした。山という名の異界に入り込むことで見えてきた古代と現代の結びとひずみを表現することで自然と人間の本質をえぐり出したいとも考える。
黒を基調とした炭化立体群は、霊峰で行われる護摩焚きや焼け燻された御堂内を連想し、木を荒々しいく彫ることで山中の自然造形を表現した。神霊、地霊の声を聞き呪術的な力を得て異空間を再現する。

Artist Profile

赤井正人

1981 奈良県吉野郡天川村生まれ
2003 奈良芸術短期大学専攻科修了

個展
2020 うつせのほ Gallery OUT of PLACE TOKIO/ 東京
2017 ことよのほら Gallery OUT of PLACE NARA / 奈良
         つかもりのめ 画廊飛鳥 / 奈良 
2006 内なる者の眼 喜多美術館 / 奈良 
2005 レスポワール展 銀座スルガ台画廊 / 東京 

グループ展 
2021 赤い黒 -ANONYMA 2021 奈良- 奈良 蔦屋書店 天平ギャラリー/ 奈良
2020 みなものみね -ちんゆいそいだてぐさ- 大和郡山城址 / 奈良
2020 やまんどのこえ 天川村立資料館 / 奈良
2019 リンクする風景 奈良県立美術館ギャラリー / 奈良
         晨昏展 Gallery OUT of PLACE / 奈良
2018 3331 ART FAiR 3331アーツ千代田 / 東京 
2016 奈良・町家の芸術祭はならぁと 旧米谷家住宅 / 奈良 
2016 輪輪展 ギャラリー勇斎 / 奈良 
2011 風の会 ’14 ’18 雪梁舎美術館 / 新潟
2008 雪梁舎フィレンツェ賞展 / 新潟